動画を静止画(フリーズ)にして編集する3つの方法

編集の基本

Premiere Proの機能を使えば、動画を静止画にすることができます。
この機能を使うことで、動画のどの部分でも一時停止させる事ができます。動画編集ではよく使われるテクニックの1つです。
この記事では、3つの方法を紹介します。

フレーム保持セグメントの挿入

まず、「フレーム保持セグメントの挿入」という機能です。
この機能を使えば、タイムライン上で動画を静止画にすることができます。

静止画にしたいフレームを選択します。
ここでは、雷がピカッと光った一瞬を静止画にするとします。

 

右クリックをすると選択画面が出てくるので、「フレーム保持セグメントの挿入」をクリックします。

 

クリックすると、タイムライン上に静止画(一時停止したフレーム)が挿入されます。矢印の先にあるのが挿入された静止画です。


挿入された静止画の後に、元々の素材が続きます。
元々の素材は、後ろに押し出されるかたちになるので上書きはされません。

フレーム保持の追加

次に、「フレーム保持の追加」という機能です。

「フレーム保持セグメントの挿入」と同様に、右クリックをして「フレーム保持を追加」を選択します。

 

すると、その後の動画がカット終わりまで静止画になります。元々の素材に上書きされます。
下記の赤枠で囲んだ部分です。

 

「フレームの書き出し」で画像ファイルにする

最後に、動画から画像ファイルを書き出し、その画像を編集で使う方法です。

ソースモニターに静止画にしたいフレームを出します。次に右下にあるカメラのアイコンをクリックします。

 

クリックすると、「フレームを書き出し」というタイトルの画面が出てきます。
「名前」の欄では、画像に好きな名前をつける事ができます。

 

「形式」の欄では、「JPEG」や「 PNG」の中から画像の保存形式を選択できます。

 

「参照」をクリックすると、画像を保存する保存先を選択することができます。


これらの項目を選んだ後、「OK」をクリックすると、画像を書き出す事ができます。
書き出した画像を編集で使用したい場合は、画像を読み込んでタイムライン上に並べます。

左のように、画像(ピンクのクリップ)を挿入することで、「フレーム保持セグメントの挿入」と同様に動画を静止させる編集になります。

 

静止させた動画が下記のようになります。

 

動画を静止画にする場合は、「フレーム保持セグメントの挿入」が便利、
動画を”画像ファイルに書き出す場合”は、「フレームの書き出し」が便利です。

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