この記事では、カラーの映像を白黒(モノクロ)にするための方法を紹介します。
エフェクトの中の「モノクロ」という効果を使います。
エフェクトの「モノクロ」を使った方法
プロジェクトパネルの「エフェクト」を選択します。
「ビデオエフェクト」
→「イメージコントロール」
→「モノクロ」
を選択します。
もしくは、検索で「モノクロ」と入力しても出てきます。
「モノクロ」をモノクロにしたいクリップにドラッグ&ドロップします。
これで、カラーの映像がモノクロにできます。
例えば、カラフルな画像も、「モノクロ」の効果によって白黒にすることができます。
<カラー>
<モノクロ>
Lumetriカラーの「彩度」での調整
Lumetriカラーの「彩度」を調整する事でも、白黒(モノクロ)にする事ができます。
彩度の値を0にすると、
白黒(モノクロ)になります。
この彩度の調整する方法は、エフェクトのモノクロ効果と違い、数値を調整する事で淡く色を残す事ができます。
彩度を5.0にすると完全なモノクロにはならず、薄く色が残った状態になります。
カラー、モノクロと比較すると下記のようになります。
<カラー>
<カラーとモノクロの間>
<モノクロ>
複数のクリップに対して有効「調整レイヤー」の使い方
モノクロにしたいクリップが1つの場合は、上記で説明した方法でも簡単に出来ますが数が多いと大変です。そんな時は、「調整レイヤー」を使うことで、複数のクリップに対して一度にエフェクトを設定することができます。
メニューから、
「ファイル」
→「新規」
→「調整レイヤー」
を選択します。
もしくは、
プロジェクトパネルの右下にある
「新規項目」のボタンをクリックし、
「調整レイヤー」を選択します。
新たに画面が表示されます。
開いているシーケンスと同じビデオ設定になるので、OKをクリックします。
すると、「調整レイヤー」が表示されます。
「調整レイヤー」を素材の上の段にドラッグ&ドロップします。
タイムライン上に「調整レイヤー」が表示されます。
エフェクトをかけたいクリップまで
ドラッグして長さを調整します。
最後に、モノクロのエフェクトを
調整レイヤーにかけます。
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