よくテレビ番組で、VTRを見ている出演者の顔が小窓で表示しています。
これは「ワイプ」と呼ばれるものですが、ワイプを作るためにエフェクトの「クロップ」を使います。ワイプ以外にもこの「クロップ」を使うことで、画面のサイズを自由に変化させることができます。
「クロップ」でできること
「クロップ」を使うことで映像を四角形など自由な範囲で切り抜くことができるようになります。映像の上下左右をパーセントで切り取ることができ、縦横比(アスペクト比)を変えることができます。
クロップの使い方
「ビデオエフェクト」
→「トランスフォーム」
→「クロップ」
を選択します。
または、検索で「クロップ」と入力します。
エフェクトを適用させたいクリップに
ドラッグ&ドロップします。
クリップを選択したまま、エフェクトコントロールを開くと、「クロップ」の項目が追加されています。
左、上、右、下の数値を調整することで、
映像を切り取ることができます。
左の画像を切り取るとします。
何も切り取っていない場合は0.0%です。
パーセントが大きくなるほどより切り取れます。
数値は0〜100%の間で設定でき、50%ではその映像の半分切り取れることになります。
<左から50%切り取った場合>
<右から50%切り取った場合>
<上から50%切り取った場合>
<下から50%切り取った場合>
使い方のバリエーション
このクロップの機能を使うことで、色々な画面構成ができるようになります。
<左右2面>
<上下2面>
<横並びに3面>
<4面>
<大きい画面と小さい画面の隙間を空けた組合せ>
よくテレビ番組で見るワイプを作る場合は2つの映像を重ねます。
<メインの映像>
<その映像を見る人>
メインの映像があり、それを見てリアクションしている人の映像の顔をクロップで切り抜いて重ねます。
<ワイプ>
シロクマ
クロップは使い方次第で映像を様々な画面構成で見せることができます
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