撮影した素材の音が小さくて聴こえづらかったり、大きくうるさく感じる時があります。そんな時は、音量を調整する事で聴こえやすくなります。
音量を調整する方法
音量の調整を行う方法はいくつかありますが、この記事では3つの方法を紹介します。
●「オーディオクリップミキサー」を使った音量調整
●「オーディオトラックミキサー」を使った音量調整
どの方法も簡単に音量を調整する事ができます。
「オーディオゲイン」を使った音量調整
「オーディオゲイン」を使った音量調整はオーディオ波形が変化して見た目にも分かりやすい方法です。
音量を調整したい音声クリップを右クリックして「オーディオゲイン」を選択します。
画面が表示されるので、「ゲインの指定」もしくは「ゲインの調整」で数値を変更します。
「ゲインを指定」
指定した数値に音の大きさを変更できます。
「−5」と入力すれば、−5dBに変更されます。
もしくは、「ゲインの調整」でも音量を変更することができます。
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「ゲインの調整」
入力した数値分、音の大きさを増減できます。「−5dB」の音に「-5」と入力すると、「-10 dB」になります。
「オーディオゲイン」を使った音量調整では、オーディオ波形が変化します。
<元の音の波形>
<大きくした場合の音の波形>
視覚的にも音が大きい小さいが分かりやすく、どのクリップの音が大きいかまたは小さいかがすぐに分かります。
「オーディオクリップミキサー」を使った音量調整
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ソースモニターの
「オーディオクリップミキサー」
を選択します。
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「オーディオクリップミキサー」の画面が表示されます。
音量を調整する時は、スライダーを上下に動かして調整します。
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スライダーを上げると音が大きく、下げると音が小さくなります。
音を大きくするとバーが黄色、オレンジ、赤の順に色が変化して表示されます。
音を大きくする時は、音割れに注意しましょう。
ゲージが赤いと音が大き過ぎます。大きくてもオレンジになるように調整します。
「オーディオトラックミキサー」を使った音量調整
「オーディオクリップミキサー」はクリップごとに音量の調整する方法です。
「オーディオトラックミキサー」は、トラックごとの音量を調整できます。
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「ウィンドウ」
→「オーディオクリックミキサー」
を選択します。
「オーディオクリップミキサー」と同様に画面に表示されます。
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「オーディオクリップミキサー」と違い、
画面の右端にマスターが追加されています。
トラックごとの音量を調整するには、このマスターのスライダーを動かせばできます。
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