【編集テクニック】キーフレームの使い方

編集テクニック

エフェクトを使えば、映像に様々な効果をつける事ができます。
さらに、「キーフレーム」を使う事でエフェクトにアニメーションをつける事ができます。

「キーフレーム」とは

「キーフレーム」とは、時間上のあるポイントをマークしたものです。
そのポイントでの位置や大きさ、不透明度などの値を指定する事ができます。

「キーフレーム」は、左の画像のように四角いマークで表示されます。

 

「キーフレーム」でできること

キーフレームを使うことで、エフェクトにアニメーションをつけることができます。
動き、大きさ、不透明度などに、時間の経過に応じて変化をつけられます。

●大きさを変える
 映像やテロップを徐々に大きくしたり、小さくしたりできます。
●動きをつける
 映像やテロップを左から右、上から下など自由に動かす事ができます。
●不透明度を変化させる
 映像やテロップを、徐々に消したり現したりできます。

 

キーフレームの追加方法

まずは、キーフレームを追加する方法です。
エフェクトにアニメーションには、2 つ以上のキーフレームを設定する必要があります。1つ目のキーフレームには”変化する前の数値”、2つ目のキーフレームには”変化した後の数値”を設定します。

1つ目のキーフレームの打ち方(変化する前の数値)

①キーフレームを追加したいクリップを選択した状態で、エフェクトコントロールパネルを開きます。

 

②アニメーションを開始したい位置に再生ヘッド(青いバー)を移動させ、時計のマークをクリックします。
(ここでは、スケールを変化させます)

 

③時計のマークが青色に変わり、自動的にキーフレームが作成されます。

 

2つ目のキーフレームの打ち方(変化した後の数値)

①アニメーションの終わりの位置に再生ヘッド(青いバー)を移動させ、スケールの値を変えます。

 

②数値を決めると、自動的にキーフレームが作成されます。

 

このように、キーフレームを設定することでエフェクトにアニメーションをつけられます。


シロクマ
シロクマ
動きや不透明度を変化させる時も同様に、1つ目のキーフレームには”変化する前の数値”、2つ目のキーフレームには”変化した後の数値”を設定します。

 

キーフレームの削除

キーフレームが不要になった場合は、簡単に削除できます。2通りの方法を紹介します。

「Deleteキー」を使う方法

キーフレームを選択して、Delete キーを押せば削除できます。
複数のキーフレームを選択すれば、一度に削除する事もできます。

 

「キーフレームの追加/削除」のボタンを使う方法

「キーフレームの追加/削除」のボタンを押す事でも削除ができます。

 

再生ヘッド(青いバー)がキーフレームに重なった状態で、真ん中のボタンをクリックすると削除できます。


※右の三角ボタンを押すと次のキーフレームに移動、
 左の三角のボタンを押すと前のキーフレームに移動します。

キーフレームを無効にする方法

キーフレームは、削除せずに無効にする事もできます。

「fx」ボタンをクリックすれば、キーフレームを削除する事なく、無効にできます。


シロクマ
シロクマ
キーフレームを使いこなせるとエフェクトにアニメーションをつけけられるので表現の幅が広がります。

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